新燃岳の噴火警戒レベルが上がると登れる山ってどうなるの?(LV1→LV2)

2024/12/12

令和6年12月12日11時00分,鹿児島地方気象台は,霧島山(新燃岳)に噴火警報を発表し,噴火警戒レベルを1(活火山であることに留意)から2(火口周辺規制)に引き上げました。

LV1からLV2への引き上げの場合、山頂に行けなくなる山は新燃岳・中岳に獅子戸岳が追加されます。それ以外の山は登頂可能です。

登山道でいうと以下が新たに通行禁止になります。

 

1.韓国岳山頂から獅子戸岳山頂を繋ぐ登山道

2.大幡山山頂から獅子戸岳山頂を繋ぐ登山道

3.中岳探勝路終点から中岳中腹

 

 

登山者が多い人気の山で補足すると

韓国岳:えびの高原の登山口や大浪池からは山頂まで行くことができます。獅子戸岳を経由して山頂には行けなくなりました。

高千穂峰:今回の引き上げでは、山頂まで通行が禁止される登山道はありません。通常のコースで山頂まで登ることができます。

大浪池:通常通り登ることができます。

 

山印帳的には

獅子戸岳の山頂まで行くことができなくなった為、新燃岳・中岳同様、登頂していなくても無条件で獅子戸岳のスタンプ押印が可能です。

ただ獅子戸岳については、新燃岳の火山活動が落ち着き警戒レベルが1に引き下げられれば、また登れるようになる可能性が十分あります。