令和7年5月11日現在、新燃岳の火山活動に伴う、噴火警戒レベル3・警戒範囲は概ね3kmが継続しています。
この影響により、ミヤマキリシマの観賞地として例年多くの方が訪れるいくつかのスポットへの立入ができません。
令和7年5月11日現在、立入禁止のミヤマキリシマの人気スポット
・鹿ヶ原
・中岳中腹探勝路
・大幡山
・大浪池東側周遊路(西側周遊路は立入可能、池も見れます)
では、令和7年5月11日現在、立入が可能でミヤマキリシマが観賞できるスポットをいくつかあげると
1.えびの高原 つつじヶ丘
えびの高原エコミュージアムセンター駐車場から整備された道を5分ほど歩いた所です。
登山せずとも見ることが可能なので多くの方にお勧めの場所です。
見頃は例年5月下旬頃。
お問合せ えびのエコミュージアムセンター HP:https://ebino-ecomuseum.go.jp/
2.高千穂自然探勝路(霧島神宮の森散策路)
高千穂河原駐車場東側に広がる森に整備された遊歩道。多少のアップダウンや滑りやすい箇所がありますが、スニーカーでの散策も可能だと思います。
1時間~2時間程度で散策可能で、散策路内のつつじヶ丘周辺は特にミヤマキリシマが多く見られます。
見頃は例年5月中旬頃。
お問合せ 高千穂河原ビジターセンター HP:https://takachiho-visitorcenter.org/
3.高千穂峰・御鉢
高千穂河原の登山口から高千穂峰山頂を目指した場合、御鉢を経由して登っていきます。この御鉢と高千穂峰の山肌に咲くミヤマキリシマを登山道から見ることができます。
高千穂河原から高千穂峰山頂を往復した場合の行程時間は4時間~5時間ほど。 登山道は、滑りやすく不安定な箇所も多いです。しっかりと登山用の装備を整えて登られてください。
見頃は例年5月中旬から下旬頃。
お問合せ 高千穂河原ビジターセンター HP:https://takachiho-visitorcenter.org/
4.韓国岳
えびの高原の登山口から1時間30分~2時間ほどの韓国岳山頂付近でも、多くのミヤマキリシマを見ることができます。
ミヤマキリシマ越しに臨む、霧島連山の山並みが見事です。高千穂峰よりは登りやすい山ですが、しっかりと登山の備えをされて登ってください。
見頃は例年5月下旬から6月上旬頃。
お問合せ えびのエコミュージアムセンター HP:https://ebino-ecomuseum.go.jp/
上記で紹介した以外でも、5月中下旬の霧島連山を歩くと、至る所でミヤマキリシマを目にします。
鹿ヶ原などに立入ることができないのは大変残念ではありますが、自然豊かな霧島連山で、あなたにとってお気に入りのミヤマキリシマがきっと見つかると思います。
Instagramでも霧島連山の情報等発信しています。下記リンクからご覧ください。